2018年センター試験英語わかりやすい解説速報!(その2)
その1に引き続き、センター試験大問2の解説パート2です!
6.私たちのボスは病気で家にいたため、私たちはそのプロジェクトを終わらせるために必要だと思われる(私たち自身が必要だと思う)ことをやった。
whatを使った表現で、what I have 私がもっているもの、what you like あなたがすきなもの、what is funny 面白いもの といった表現があります。このノリで「必要だったもの(こと)」を表してみると、what was needed になります。
we thought ってなんだよーと思われた方もいるかもしれませんが、これはただの挿入です。他の人はどう思うかは知らないが、私たちが思うに必要なことをやったというニュアンスを出すために挿入されています。また、挿入位置はwhatの後に来ます。答えは③です。
なぜ、②のthatじゃないんだよーと思われる方もいるかもしれません。たしかにthatもあとに主語と動詞がきて~ということ という意味になります。しかし、that I run fast 私が速く走るということ that I like apples リンゴが好きだということ など、上のwhatの表現と何かが違うことに気づきますか?そうです、what の表現では、主語や目的語などの欠けている要素があるのに対して、that の場合は完全な文章がきます。
7.はじめは気づかなかったが、お風呂場に大きな蜘蛛がいた。
答えは①のAt firstです。物事のはじめの段階では という意味ではこの表現を使います。また、④のfirstlyは、まず初めに、一番目にという意味でここでは合いません。
8.ラファエルはツバメが家の前にある木に巣を作っているのを見た。
知覚動詞の問題です。気づきましたか?see A ~ing Aが~しているのをみる という形になります。look at も知覚動詞になることができますが、atがないためここではできません。また、知覚動詞を使うときは、to不定詞は一緒に使えません。そのため答えは③になります。
9.梅の花が咲くまでそれほど時間がかからないだろう(じきに梅の花が咲くだろう)。もしかしたら、今週末にも咲くかもしれない。
It shouldn't be long before ~ で~する前まで長くならないはずだ=じきに~するだろう という表現です。もしこの表現を知らなかったとしても、意味的に選べたのではないでしょうか。答えは③です。
10.メリッサは次の週末、アイススケートに行くよりもスノーボードをしに行きたいと言った。
would rather 動詞の原形A than 動詞の原形B ~BするよりもAしたいという表現になります。答えは③です。
ということで、解説パート2を終了します。解きなおしをしっかりとしておきましょう!